上野製作所

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UENOプロダクトレポート

Vol.29 自社設計へのこだわり

設計の意義と大切さ

積み上げてきたノウハウが活きた設計図

 上野製作所では創業当初より業務用厨房をはじめとするステンレス板金加工を取り扱っており、あらかじめ図面を支給いただくケースを除き、その多くの場合、自社で設計を行っています。それは簡易的な小型パーツでも大型の機器、厨房施工においても同様です。業務用厨房や一般的なメーカー品では対応できない部品を独自に製作する上で、設計の持つ役割はとても重要です。カスタマイズされた厨房設備や機械類、パーツなどは、オーダーをいただくお客様にとってニーズが集約されたものであり、それをいかに使いやすく感じていただけるかがポイントです。多くの場合、口頭や簡単なメモでご要望をいただくことから始まりますが、ヒアリング時になるべくお客様のオーダーの真意を汲み取れるように心がけています。まだ正確な姿が見えないアバウトなものを実際の厨房や製品として具現化する第一歩が設計であるといえるでしょう。

図面に基づいた精密な加工部分

 創業時はまだ設計のスタッフが製図台でドラフター(製図専用機器)を使い、手書きで設計図面を作成していた時代でした。仕様変更があると書き直しになってしまうという、今の仕組みで考えると非常に効率の悪いものであったはずですが、お客様からいただいたオーダーをいかに形にするかという点でもとてもやりがいのある作業でした。今ではCADシステムといわれる便利なコンピューターソフトを使って図面を作成していますがやりがいの部分は変わっていません。設計の図面にはいくつかの種類がありますが、当社で主に用いるのは平面図、立面図と呼ばれるものです。平面図はレストランや給食施設のような業務用厨房の配置を表すレイアウト図、板金設計、機械設計に関する設備図に分かれています。そして平面図が縦と横を表すとすれば、それに高さが加わるものが立面図といえるでしょう。実際の製造や設置の際には、平面的な要素と立面的な情報が必要になります。

ヒアリング内容を図面に反映

 上野製作所の設計のこだわりとして一番に挙げられるのがお客様へのヒアリングを重視している点です。お客様によっては簡単なイラストを書いてこのようなものを、というご要望をいただくこともあります。そのまま形式的に設計図面を作成することは難しくありませんが、用途や設置場所、使われ方など、必要な情報をじっくり伺うところから取り組んでいます。その上で、素材、構造、作業効率、動線など、これまで培ってきたノウハウを活かして、使いやすい製品、使いやすい厨房になることを目指して設計を行います。中でも業務用厨房のレイアウトに関しては、調理器具の配置や収納、働くスタッフの方の動きやすさについて特にご好評をいただいています。これまでのお客様にはリピーターになっていただくことも多く、信頼関係が強くなることでニーズの把握や設計のクオリティを確かなものにすることにつながっています。図面を作るだけではないトータルの設計力を感じていただければ嬉しいです。

 上野製作所では創業当初より業務用厨房をはじめとするステンレス板金加工を取り扱っており、あらかじめ図面を支給いただくケースを除き、その多くの場合、自社で設計を行っています。それは簡易的な小型パーツでも大型の機器、厨房施工においても同様です。業務用厨房や一般的なメーカー品では対応できない部品を独自に製作する上で、設計の持つ役割はとても重要です。カスタマイズされた厨房設備や機械類、パーツなどは、オーダーをいただくお客様にとってニーズが集約されたものであり、それをいかに使いやすく感じていただけるかがポイントです。多くの場合、口頭や簡単なメモでご要望をいただくことから始まりますが、ヒアリング時になるべくお客様のオーダーの真意を汲み取れるように心がけています。まだ正確な姿が見えないアバウトなものを実際の厨房や製品として具現化する第一歩が設計であるといえるでしょう。

積み上げてきたノウハウが活きた設計図

 創業時はまだ設計のスタッフが製図台でドラフター(製図専用機器)を使い、手書きで設計図面を作成していた時代でした。仕様変更があると書き直しになってしまうという、今の仕組みで考えると非常に効率の悪いものであったはずですが、お客様からいただいたオーダーをいかに形にするかという点でもとてもやりがいのある作業でした。今ではCADシステムといわれる便利なコンピューターソフトを使って図面を作成していますがやりがいの部分は変わっていません。設計の図面にはいくつかの種類がありますが、当社で主に用いるのは平面図、立面図と呼ばれるものです。平面図はレストランや給食施設のような業務用厨房の配置を表すレイアウト図、板金設計、機械設計に関する設備図に分かれています。そして平面図が縦と横を表すとすれば、それに高さが加わるものが立面図といえるでしょう。実際の製造や設置の際には、平面的な要素と立面的な情報が必要になります。

図面に基づいた精密な加工部分

 上野製作所の設計のこだわりとして一番に挙げられるのがお客様へのヒアリングを重視している点です。お客様によっては簡単なイラストを書いてこのようなものを、というご要望をいただくこともあります。そのまま形式的に設計図面を作成することは難しくありませんが、用途や設置場所、使われ方など、必要な情報をじっくり伺うところから取り組んでいます。その上で、素材、構造、作業効率、動線など、これまで培ってきたノウハウを活かして、使いやすい製品、使いやすい厨房になることを目指して設計を行います。中でも業務用厨房のレイアウトに関しては、調理器具の配置や収納、働くスタッフの方の動きやすさについて特にご好評をいただいています。これまでのお客様にはリピーターになっていただくことも多く、信頼関係が強くなることでニーズの把握や設計のクオリティを確かなものにすることにつながっています。図面を作るだけではないトータルの設計力を感じていただければ嬉しいです。

ヒアリング内容を図面に反映
自社設計による特注品の大型水槽
厨房配置や特殊棚等にも対応

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